噛み合わせが悪い

普段はあまり気にすることのない噛み合わせですが、これが悪くなることによって様々な悪影響が発生します。その最も大きな影響として、顔の輪郭がゆがんでしまうことが挙げられます。そもそも噛み合わせが悪くなる主な原因は、食べ物を片側の奥歯で噛む癖と言われています。通常、食べ物を噛むことでその歯がだんだんとすり減っていってしまうのですが、癖で片側のみで食べ物を噛んでいるとそちら側の歯のみがすり減っていき、反対側はすり減らずに元の高さのままとなります。こうなるとそれぞれの側の歯の高さのバランスが悪くなっていき、最終的には全体の噛み合わせが悪くなり噛みやすい側でのみ食べ物を噛むようになってしまうのです。その結果、特にあごやえらの筋肉が片側のみ発達していき、年月を重ねると誰の目にも明らかなほどにいびつな輪郭になってしまういます。これに気づいてから癖を直そうとしてもすでに手遅れで、何年あるいは何十年もの毎日の積み重ねを元に戻すのは容易ではありません。